2008年01月21日
照葉樹林についてのお話
照葉樹林についての知識を深めましょう
照葉樹林(しょうようじゅりん)とは、森林の形の一種で、温帯に成立する常緑広葉樹林の一つの型を指す言葉である。構成樹種に葉の表面の照りが強い樹木が多いのでその名がある。
転じて、深緑色をしたカクテルの一種にもその名が使われている。
熱帯の多雨地帯では、当然ながら常緑広葉樹林が成立し、熱帯雨林と呼ばれる。温帯では、冬季の寒さが厳しい地域では、樹木は冬を落葉によってしのぐが、寒さがそれほど厳しくない(最寒月平均気温が5℃以上)地域では葉を落とさず、そのまま次の年も使う事になるので、常緑広葉樹林が成立する。しかしながら、葉を冬も維持し続けるために、寒さに対する対策として、熱帯多雨林のものより、葉が小さく、厚くなる傾向がある。
このような温帯常緑広葉樹林には2つのタイプがあり、一つは地中海地方に見られる硬葉樹林である。夏期に雨が少ないため、葉を堅くしてそれに対応した樹木(有用樹種としてはコルクガシ・オリーブ・イナゴマメなど)からなる森林である。現在は、自然植生としてはほとんど残っていない。
温帯常緑広葉樹林のもう一方が、照葉樹林である。夏期に多雨の暖温帯に成立し、葉は硬葉樹より大きく、表面のクチクラが発達して光って見えることからその名がある。元来は中国南西部から日本列島にかけて広く分布しており、概ねフォッサマグナ以西の西日本の山地帯以下、関東地方南部の低地?低山帯、北陸地方・東日本の低地、東北地方の海岸部(特に日本海側)は、本来この種の森林に覆われていたと思われる。ただし、照葉樹林を形成する樹木種のうちには落葉広葉樹もある。また、モミ・ツガ・イヌマキ・ナギなどの裸子植物も混入することが珍しくない。
なお、大西洋周辺では、照葉樹林は氷河の影響でヨーロッパから後退し、マデイラ島(世界遺産マデイラ島の照葉樹林)、アソーレス諸島(アゾレス諸島)、カナリア諸島(西部群島:ゴメラ島島頂部は「ガラホナイ国立公園」の名で世界遺産【スペインの世界遺産】)などマカロネシア島嶼区、アトラト山脈北稜(モロッコ、アルジェリア)にわずかに残るに過ぎない。【ウィキペディアWikipediaより引用】
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